秘めたこころのエネルギー「呼吸のリズム」
2022年11月21日(月) 08時38分
◯銀座大学のレッスンから!スタイルケアをされているという女性の作品をご紹介いたします。いくつかの作品の中から私が選択いたしました。花の手法は立体法というフラワーセラピーの独特なレッスン法でございます。いつも注意するのですが!頭でデザインすると人間は必ず形を意識してしまいます。生け花ではございませんので!お腹から心臓にかけてのエネルギー「中枢神経系」を利用していただき!まずは器自体のエネルギーを静かに感じていただきます。何も考えないで器の力を受けていただきます。そこから花セラピーはスタートを切ります。やはり驚かされたのは!お花を入れたあとに!柳の枝を立たせずにテーブルと並行にお入れになったのです。私が感じたのは女性的なエネルギーを感じました。器のエネルギーと枝を水平にデザインする方はほとんどいません。このぶつかり合うエネルギーの場所にお花があるのですね!私は経験からこの作品を感じたときに!エネルギーのぶつかり合いを感じてしまいました。たましいエネルギーと意識エネルギーのぶつかり合いです。年齢も子育ても終わりエネルギーの方向が変わられる年齢ですので今はたましいエネルギーが心の変化を求めておられるように感じます。
私は今回のお花を糸に例えますと!縦の糸と横の糸が織りなし!何か歌にあるようですね!そして布となり!女性の二種類の糸「意識の糸・たましいの糸」は心の中で織りなされ!心の織物となり!そしてご自身が身にまとう織物と同じように!心で織られた布は!ご自身の心だけがまとうことができます。こんな人生の不思議が「個性化」皆様の心の中にたましい機能として存在することを忘れないでください。この縦の糸と結び合うエネルギーを与えられた布は!影のエネルギーのある人に!着物という形で!立体的な時間を与えられてそれぞれの人のドラマ、ランウェイを動きだします。この作品からそんなドラマをイメージさせていただきました。
お花はモナラベンダーというブルーの草です。器はテーブルのお花というイメージを設定していただきました。レッスン法はテーブルのお花ですが立体法になります。ひさしぶりに呼吸のような流れを感じることができました作品です。呼吸するように心の内側から出てくる一筋の流れ!テーブルと並行するように出てくる、柳の流れには私もおどろかされてしまいました。垂直の縦の流れを否定するような横の流れ!ラベンダーという草が運んでくる姿というのを感じてしまいます。草のたましいを知ることで人のたましいを知るような作品です。影から面へ、そして立体へ人へと繋がる時間の流れを感じられる作品でした。お花だからこそ知ることができます。 実際には草としてのラベンダーが一筋の大きな心の流れから!意識に現れてくる!心のリズムを見ることができました。又フラワーセラピストを目指す方は!人生の大きな無意識の流れ!たましい機能の流れを掴むことさえできれば!フラワーセラピストはそんなに難しいものではありません。なによりも大きな流れを掴むことで多くの時間が無駄にならないことです。また当教室では心のケアリストとだけでも成り立ちますので!今されているセラピーがあればそれと結びつけることも可能です。
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