男性の母の原像と戦争の悲劇「三角関係の悲劇、二人の母の悲劇」
2024年8月28日(水) 17時58分 カテゴリ: 性の働き!
男性の母の原像と戦争の悲劇「三角関係の悲劇、二人の母の悲劇」人生は母との関係から始まります。
男性の母と女性の母との関係はまるで違うものです。男性の母は自己の精神的な遺伝的元型との関係です。自己からの強力な偶像の普遍的なエネルギーを持つものなので!結婚しても消えることはありません。妻に母を投影することは大いなる間違いです。
母は男性にとり母神でもあります。 つまり心の内的現実では!現実の母・偶像の母「イメージ母」と自分との三角関係の中に男性は誕生いたします。つまり自己の中の母・現実の母・そして自分。女性の場合は性が同じですので男性のような三角関係にはなりにくいのです。イメージ母というシンボルは男性の意識生活に一生ともないます。女性の場合は不思議なことに母から女になるというルートをとります。種の保存と関係があるように思います。 シンボルという永遠の三角形は!あなたにおいて時間となります。4次元としての生命の展開です。 つまりシンボルイメージというのはあなたの中の!無意識の投影なのです。意識ではなかなか捉えることはできません。幼児時代はイメージ母「偶像・イメージ」を現実の母へと投影するわけですね!「現実意識の取り込み作業」つまりあなたの心の遺伝的マッチングにおいて現実の母を学ぶわけですね。母がこどもに関心が無い場合もあれば!異常にかわいがる母もいるわけですね!母がいない場合は!母に代わる人にマッチングは行われます。自己の遺伝的元型を母元型とユング心理学では呼びます。この自己の持つ多様なイメージ群「シンボル」をユング博士は元型と呼んだわけですね。つまりキリスト教ではマリア様ということになると思います。自己のエネルギーは心の本能「精神」と関係していますので!自己は神秘性という大きな神的なメカニズムですので!イメージ「シンボル」でしか捉えることができないのです。現代では優越機能が発達しないので!本能的性犯罪がとても増えています。つまりマイナス人格が意識を支配してしまう場合が増えています。
もうすでに理解していただけたと思いますが!三角関係の悲劇が戦争においても展開されるのです。特攻隊だけではありませんが!学徒出陣などでもその慰霊の碑がオリンピックでも見向きもされません。昔の国立競技場から多くの学生が死の旅路へと向かいました。男性にとり死とは!生まれてきた母のもとへ帰ることを意味します。ですから多くの兵士は死ぬときに母と叫びながら神のもとへ!つまり母という母性神のもとへ帰るのです。死に向かうことができた特攻隊員などは良い方だと思います。死へ向かうという時間もあたえられなかった多くの兵士が今でもその骨は異国の土に眠ったままです。つまり母と言う母神と現実の母!そして自己この三角関係は男性にとり現代では母コンプレックスという展開で表すことができます。男性が必ず通過しなければいけない意識への道なのです。今では母神と言うエネルギーは意識からは遠ざけられてしまいましたが!遺伝的にはこども達に伝えられます。この自己と言う永遠性を忘れると!再びヨーロッパ、アフリカのように争いが続きます。現代は武装平和という不安定な意識社会での生活です。温暖化は人間の意識生活が作りだしたものです。自然におけるライオンは必要な分だけ獲物を確保します。どうか人間の意識社会の恐ろしさを学んでください。虐めも同じです。精神が死滅した今、世界観と言う同胞愛が友情などが広がろうとするときに!集団的精神発達のないこどもの集団がグループ化した怖さを自分のこどものこととして想像してください。世界観が狭い時期に!親の世界へと戻れないことを多くのこどもは感じています。虐めは成長する精神の破壊を意味いたします。こどもにとり一番辛いのは!成長する精神活動「自己の展開」!つまり世界観の破壊です。死に向いてしまうのも仕方ないことです。
セラピスト 戸井田 仁
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